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言葉の森の作文指導は、小1から始めて高3まで続けられる。小学生の低学年で終わる作文指導には意味がない。作文の勉強の本質は考えること。考える作文は小5から始まる as/4961.html
森川林 2024/02/03 12:34 


フキノトウ

 言葉の森は、作文教室としてスタートしました。
 42年以上前の話です。
 「31年の実績」などと言っているところとは違います(笑)。

 私自身、学習塾に行ったことはありませんし、うちの子供も塾や予備校に行ったことはありません。
 勉強などは、自分ですればいいと思っていたからです。
 答えのある勉強は、誰に教わらなくてもできるのです。

 しかし、作文は、自分ひとりではできません。
 それは、自分で自分の作文を評価することはできないからです。

 更に、難しいのは、作文はきわめて負担の大きい勉強だということです。
 数学や英語の勉強は、やろうと思えばすぐにできます。
 しかし、作文は、気合を入れないと始められません。
 だから、ひとりで黙々と独学ができるような勉強ではありません。

 作文は、さまざまな勉強の集大成です。
 書く技術だけでなく、読む力も、考える力も必要です。

 だから、言葉の森は、勉強の塾ではなく、作文の専科教室としてスタートしました。
 国語の教室というのは、それなりにニーズがあったのでしょうが、勉強を教えるということは考えもしませんでした。
 今は、希望する人に応じて国語読解クラスを開いていますが、それは4年ほど前からです。

 国語読解クラスを始めて驚いたのは、国語を教える教室というものがほとんどないことでした。
 算数や英語は誰でも教えられます。
 教わらなくても、答えを見れば、ひとりでできます。
 しかし、国語は、教え方がわからない人がほとんどなのです。


 言葉の森が作文教室を始めたあと、かなりあとから、ほかの通信作文教育講座などが始まりました。
 しかし、それらの教室の指導法は、昔ながらの赤ペン添削でした。
 赤ペン添削は、少し文章力のある大人なら誰でもできます。
 低学年の作文添削は、誰でもできるのです。

 だから、学校でも、小学校2、3年生ころまでは作文指導がよくあります。
 しかし、作文力が本当につくのは、小学5年生以降です。

 にもかかわらず、小学校高学年になると、学校の作文指導は少なくなります。
 更に、中学生や高校生になって、作文指導が最も必要な時期になるほど、作文指導はなくなります。

 なぜ学年が上がると作文指導がなくなるかというと、作文指導の理論と方法がないからです。
 言葉の森だけが、日本で唯一小学1年生から高校3年生まで系統的に作文指導ができる教室です。


 小学生対象の作文通信教育講座がありますが、これらの通信講座は、小学3年生ぐらいまでしか作文指導ができません。
 指導の理論や方法がなく、褒める赤ペン添削のようなことだけで教えている教室では、子供が飽きてしまうのです。

 作文の勉強が本当に大事になるのは、小学5年生以降です。
 小学5年生から、考える作文の勉強になるからです。
 小学4年生までの作文は、考える作文のための助走期間に過ぎません。

 しかし、小学5年生から作文の勉強を始めるというのは、子供にとってハードルが高すぎます。
 小学校低学年から作文を書くことに慣れておき、その勢いで小学5年生以降の考える作文につなげていくことが大事なのです。


 作文指導に関する本は、いろいろ出ていますが、どれを読んでも作文の書き方がわかるようなものは見当たりません。

 数年前の本で、齋藤孝さんの「こども文章力」という本がありますが、これは典型的に使えない作文の本です。
 この本で、穴埋め作文をいくら練習しても、作文は書けるようにはなりません。
 これで、齋藤孝さんが、ブンブンどりむという作文通信教育講座の監修をしているというのですから驚きます。


 作文は、作文を書くことで練習しなければ書けるようにはなりません。
 穴埋め作文の練習をいくらしても、それは穴埋めの文が書けるようになるだけです。
 こういう穴埋め作文の方法しか知らないのは、実際に子供たちに作文を教えた経験がないからです。
 これで、「31年の実績」をうたっているとしたら、31年間何を教えていたのかわかりません。


 と、少し厳しいことを書きましたが、作文の勉強は最初が肝心です。
 小1や小2の、だれもが指導できるような気がする時期こそ、先まで続く作文の勉強をしておく必要があるのです。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

コメント欄

森川林 2024年2月3日 12時35分  
私は、人を批判するのは好きではありません。
大事なことは、批判ではなく創造だからです。
まして、レベルの低い人は批判するのは、何も意味がないと思っています。
しかし、大量の宣伝広告を見て勘違いしてしまう人がいるのは問題だと思い、あえて簡単な批判を書くことにしました。


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