ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4771番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2023/12/2
作文用紙の廃止とウェブへのアップロードのすすめ――閉ざされた作文指導から、客観的で開かれた作文指導へ as/4771.html
森川林 2023/06/19 04:44 

ホタルブクロ

 言葉の森は、この7月から、作文用紙の配布をやめ、作文ノートを中心に作文を書いていただくようにします。

 小学校高学年、又は、中学生以上の生徒には、できるだけパソコン入力で作文を書いていただくようにします。

 作文ノートに書いたものは、そのままでは郵送できないので、写真に撮ってウェブにアップロードしていただくようにしてください。
 ノートをコピーして、郵送するということもできますが、そのような手間と時間をかけるよりも、ウェブアップロードを選択していただく方がいいと思います。

 郵送による作文のやりとりの欠点は、担当する先生しか作文が見られないことです。
 また、郵送に日数がかかることと、たまに郵送の途中で作文が紛失してしまう場合があることです。
 昔は、紛失は年に1回あるかないかという程度でしたが、今は増えています。

 郵送は、届くまでの日数がかかるので、担当の先生は、その作文が到着するまで、生徒が作文を提出したかどうかがわかりません。
 ウェブにアップロードするかたちであれば、その日のうちに生徒の作文が確認できます。

 ウェブにアップロードされた作文であれば、担当の先生以外に、事務局や他の先生からのアドバイスも受けることができます。
 振替授業のときも、振替を担当する先生がその生徒の作文を見て指導することができます。
 これが、開かれた作文指導という意味です。

 また、パソコンでテキスト入力された作文であれば、森リン点が表示されます。
 その森リン点の説明も、担当の先生だけでなく、事務局で行うことができます。
 これが、客観的な作文指導という意味です。


 言葉の森は、日本で最初に作文指導を始めた教室です。
 それまでの日本には、作文の指導をする教室という概念自体がありませんでした。
 だから、40年前、言葉の森の作文教室に最初に来た生徒はたった2人でした(笑)。

 当時、学校で行われていたのは、生徒に作文を書かせて、先生が主観的に添削するという昔ながらのやり方でした。
 今も、そのやり方が続いています。

 生徒に作文を書かせて、先生が添削するというやり方で、上達する子はほとんどいません。
 上手な子は、いつも上手に書けるし、下手な子はずっと下手なままです。
 それは、指導の仕方が閉ざされていて、客観的ではないからです。
 また、作文指導で生徒に力をつけることのできる先生は、きわめて限られているからです。

 言葉の森は、日本の作文教育のフラッグシップです。
 言葉の森で作文の勉強をすれば、生徒によって時間がかかることはあっても、誰でも必ず上達します。
 時間がかかる生徒がいるのは、読書力が不足していることがあるからです。


 開かれた客観的な作文指導を行うために、この7月から、作文用紙を廃止します。
 保護者と生徒のみなさんは、できるだけウェブへのアップロード、又は、パソコンによるテキスト入力を行ってくださるようお願いします。

 パソコンによるテキスト入力は、小学5年生以上からがおすすめです。
 手書きによる勉強は、学校でも家庭でも十分に行っているので、週に1回の作文は、パソコン入力にしていく方がいいのです。


 なお、7月からの新学期については、作文ノートの見本として、幼長、小学1、2年生の生徒には120字詰め又は150字詰めの作文帳、小学3、4、5、6年生の生徒には、200字詰めの作文帳をお送りします。
 見本の作文帳をお送りするのは、今学期だけです。
 この作文帳を参考に、各自で作文用のノートをご用意くださるようお願いいたします。

 中学生以上の生徒は、できるだけパソコンのテキスト入力に切り替えて、森リン点を目標に作文の練習をしていってくださるようお願いいたします。


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

コメント欄

森川林 2023年6月19日 5時45分  
 記事を追加しました。
 なお、7月からの新学期については、作文ノートの見本として、幼長、小学1、2年生の生徒には120字詰め又は150字詰めの作文帳、小学3、4、5、6年生の生徒には、200字詰めの作文帳をお送りします。
 この作文帳を参考に、各自で作文用のノートをご用意くださるようお願いいたします。

 中学生以上の生徒は、できるだけパソコンのテキスト入力に切り替えて、森リン点を目標に作文の練習をしていってくださるようお願いいたします。

森川林 2023年6月19日 8時17分  
 新たに記事を追加しました。
 小学5、6年生の生徒にも、見本として200字詰めの作文帳をお送りします。

コメントフォーム
作文用紙の廃止とウェブへのアップロードのすすめ――閉ざされた作文指導から、客観的で開かれた作文指導へ 森川林 20230619 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ほまみむ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ほまみむ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 生徒父母連絡(78) 
コメント1~10件
小学456年生 森川林
 言葉の森は、これまでは作文指導がメインでした。  その後 12/1
齋藤孝さんの「 森川林
国語読解力をつけるためには、読む力と解く力を分けて考えること 11/30
齋藤孝さんの( 森川林
 ママさん、ありがとうございます。  齋藤孝さんというかブ 11/30
齋藤孝さんの( しげか&
どうして「言葉の森」を知ったか思い出しました。 斎藤孝さん 11/29
齋藤孝さんの( 森川林
 日本では、思いつきの作文指導が多すぎます。  作文教育に 11/28
日記を書かせる 森川林
 日記指導なんてさせるものではないというのが私の持論です。 11/27
齋藤孝さんの( 森川林
勉強は、面白くなければなりません。作文も、そうです。 しか 11/26
これから世の中 もは
 もうすでに、世の中の方向は大きく変わりました。  だから 11/26
齋藤孝さんの( 森川林
穴埋め式の作文指導をすると、作文力のある子は、面倒に思って嫌 11/25
齋藤孝さんの( 森川林
ブンブンどりむは、結局、作文教育について何の理念も思い入れも 11/24
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
及川幸久さんの 森川林
 及川幸久さんのYouTubeがBANされたそう。   11/30
【重要】作文個 森川林
 作文個別の生徒の振替について、次のように変更します。 11/30
齋藤孝さんは、 森川林
齋藤孝さんは、いろいろなことに首を突っ込んでいますが、言って 11/30
作文通信教育講 森川林
 作文通信教育講座「ブンブンどりむ」が、毎週数回、朝 11/28
真実を述べよう 森川林
真実を述べようとしている人の文章は強い。 「進行がん患 11/26
ベンフォチアミ 森川林
ベンフォチアミンについて、正しいことをちゃんと研究している人 11/26
なぜ勉強よりも 森川林
 なぜ勉強よりも読書の方が大事かというと、勉強によって人生が 11/23
参政党問題につ 森川林
参政党問題について、反グローバリズムの立場から及川さんが言っ 11/23
11月保護者懇 森川林
11月保護者懇談会資料 水草 ●動画:https 11/22
人類にとって最 森川林
人類にとって最強、最大の難敵との戦い方 https://a 11/18

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習