題名 | 段落をつけて構成をわかりやすく |
名前 | 森川林 |
時刻 | 2006-10-04 16:17:54 |
今日、社会問題として話題になっているものに「グレーゾーン金利」が挙げられる。グレーゾーン金利とは、罰則のない利息制限法の上限は越えるが、罰則のある出資法の上限には満たない金利のことを指す。高利貸金融会社、つまりヤミ金会社がこの法的にも曖昧であるグレーゾーンを狙い、高額の利息を得ていることが問題となり、廃止するか否やで討論されている。では、グレーゾーン金利は廃止するべきなのだろうか。私は廃止するべきだと考える。なぜならば、廃止することによって違法な利息を取る金融会社が倒産し、多重債務に苦しむ人が減少するからである。(これは短絡的^^;)ここ数年の間で、多重債務を苦にした自殺者が増加しているという事実がある。なぜ、法に反することを行っている会社は取り締まられることもなく悠々と活動しているのに、誠実に生きている一般人が法に守られず命を落とさなければならないのだろう。このような悪循環の社会の仕組となるグレーゾーン金利は、一刻も早く廃止すべきである。しかし、そうすることにより新たに起こる問題もある。金利を下げるということは、金融会社から資金を借りる際の審査が厳しくなり、借りることの出来ない人が大勢現われるということを意味している。その結果、ヤミ金会社に頼らざるを得なくなるのである。それでは解決したとはいえないであろう。反対に、ヤミ金会社から借金をしたとしても借りた本人さえ計画性をもっていれば問題ではないのである。ここで見なければならない本当の問題は、資金を返済するあてもないのに安易な気持ちで資金を借りてしまうことなのだ。いくらグレーゾーン金利を廃止したからといっても、計画性や信頼性に欠けていれば多重債務はなくならないだろう。ただ単に廃止するのではなく、廃止した後に連鎖的に起こる金融会社の倒産や、そこの勤める人の生活の保障、多重債務者への知識も考えた上での適切な決断が政府に求められている。そして法への関心、知識、自己責任が国民に求められている。このようなことが全て実現したとき、初めてグレーゾーン金利が廃止されたと言えるだろう。
3文150字ぐらいを目安に段落をつけておくといいです。 段落のないせいもあって、全体に、構成がちょっとわかりにくい。同じ内容でいいですから、整理して書いていくといいと思います。 高金利の問題は、野放しのコマーシャル、社会格差の拡大、消費者教育の不足など、さまざまな要因がからんでいるので、更に詳しく考えていくといいと思います。 |