題名 | 長くてすいません><宜しくお願いします! |
名前 | ベルローズ |
時刻 | 2005-11-02 18:57:18 |
今授業で小論文をしてるのですが、名前つきの文章をみんなに配られるんですよ>< で今回のテーマがまた ずいぶん難しくて、、どんなことを書いたらいいか教えて欲しいと思い。。。課題文は次のものです。(ちょっと長いですが;)
1989年にパリ郊外の公立中学校でムスリム移民の少女がスカーフをかぶったまま登校して校長からスカーフを取らなければ授業に出さないと警告された。フランスはヨーロッパでも最も厳しい政教分離を国家の基本原則としている。カトリック教会との長いせめぎあいの歴史をへて1905年には政教分離法を制定した国である。とりわけ公教育における協会の介入を排除するために学校の中立性には厳格なルールがある。校内で宗教的な「お印」を見につけることさえ禁じているのである。 ムスリム女性のスカーフやヴェイルはイスラムと言う宗教の教えに則ったものであり宗教的「お印」とみなされた。成人した女性が性的魅力を持つ頭髪を男の視線から遮るのがイスラムにおけるスカーフの意味である。 敬慶な信者にとって、それを脱げと言われるのは極端に言うなら陰部をあらわにしろと言われるのと等しく、セクシュアル・ハラスメントにほかならない。 だが一般のフランス人は、ムスリムのスカーフを単純に女性抑圧の象徴としかみてない。女性だけがスカーフで覆うのは女性差別である。いまどき、宗教上の規定に人間が縛られてるのは、彼らが啓蒙されていないからだと言う意見が噴出した。共和国の理念を信奉する人々は、フランス共和国の理念は普遍的なものでありそれを拒否するならこの国に住む資格はないと主張した。 ムスリム移民の側は信教の自由がなにゆえ認められないのかを理解できなかった。そもそもイスラムと言う宗教には、信仰は個人の私的領域のうちにあるものという考え方はない。個人も社会もイスラムの規範に従うべきものとされており、教義の上では政教分離という概念がなりたたない。したがって私的な場所だけでなく公共の場所でもスカーフを着用するのは当然なのだ。 ヨーロッパ社会は女性のスカーフ問題の背景には、ヨーロッパに暮らすムスリム移民が共通に抱いている不安があることに気づいていない。フランスに限らずヨーロッパの国々では、麻薬やアルコールへの依存、性犯罪 家庭崩壊 そして老人の独居など、イスラム社会にはあってはならない現象なら枚挙にいとまがない。家族とともに定住したことによって、ムスリムはこれら西欧社会の「病理」に対して強い不安を抱くようになった。こうした現象から家族を遠ざけるために、いっそう神への帰依を強め、イスラムに傾斜していくのである。病理にむしばまれた西欧社会と距離を置くことによって、彼らが正しいと信じる生き方を実践しているのである。 課題文は以上です。「もしあなたが政教分離を基本原則とするフランスの、学校の中立性を守るべき公立中学校の校長であるとするなら、いかなる理由でどのような対策をとるのか。600〜800字でのべなさい。」が問題です。 先生は「政教分離を原則とする」 「自分が校長の立場である事」を忘れないで書け。といっていました^^;またポイントとして「感情より論理で書く」「自分が国際化・グローバル化についてどう考えているかも書く」とありました。 考えても全然まとまりません>< ぜひ教えていただきたいです。 |