題名 | 至急志望理由書の添削をお願いします。 |
名前 | のぞみ |
時刻 | 2004-10-31 17:12:14 |
はじめまして。
長文なのですが、志望理由書の添削をお願いします。 よろしくお願いします。 貴学を志望する理由は、将来小学校の教師になりたいからです。 教師になろうと思ったきっかけは、中学3年生のときに学校に行かなくなったことです。私は成績が下がったので、クラブも辞め、学校での自分の居場所がありませんでした。そのようななか、私は体調を崩し学校に行かなくなりました。担任の先生は「どうして学校に来ないのか。」と責めることなく、私の話を聞いてくださいました。先生は「優等生でいようと無理していて疲れてしまったみたいだね。ゆっくりしなさい。」とおっしゃってくださいました。私は学校に行けないことを負い目に感じていたので、この言葉は大変嬉しかったです。このような経験から、私は将来教師になって不登校の子どもの力になってあげたいと思うようになりました。 その後私は通信制高校に1年間通いました。最近ではフリースクールも増えており、不登校児をサポートしてくれる場は充実してきています。不登校になったとき、私は必ずしも学校に戻すだけが、選択肢ではないと思います。不登校になった子が学校に合わなかったら、転校やフリースクールに行くこともひとつの選択肢だと思います。私はそのような不登校のサポートについても学びたいです。そして、将来教師になれたら、不登校の子どもには、いろいろな選択肢を提示してあげたいです。 貴学では、「哲学・思想」「教育学」「音楽」「スポーツ文化」の分野にまたがって、様々な角度から不登校を含めた教育の諸問題について学べるので、教師になりたい私にとって理想の場所です。 私は貴学の教育実習生や卒業生の先生に習ったことがあります。幅広い知識や、授業の面白さにぐいぐいと引きつけられました。貴学で学べばその先生のようになれるのかもしれないと期待し、同じ大学で学びたいと思いました。 なぜ、中学校や高校の教師ではなく、小学校の教師になりたいかというと、小学校は子どもたちが初めて通う学びの場だからです。私は子どもたちには、楽しく学校生活を送って欲しいと思っています。それは私が学校に行かなかったからということももちろんありますが、学校での経験は人生に大きな影響を与えるものだと思うからです。小学校で学校に対するプラスのイメージをもつことができれば、中学校や高校でも楽しいことがあるのではないかと期待することができ、前向きに考えられるのではないかと思います。学校生活を送るうえで、本人が楽しく過ごすには、教師は手助けしかできません。けれど、相談にのって自分の経験からアドバイスをしてあげることはできると思います。貴学では学部共通プロジェクトに、子ども問題を解き、社会的実践につなげようとする「子ども学」があり、そこで学べば、子どもたちに参考になるアドバイスをしてあげられるかもしれません。 今年の6月1日、長崎県佐世保市立大久保小学校の6年生の女の子が給食準備中、同じクラスの御手洗怜美さんを学習ルームに呼び出し、カッターナイフで首を切って、失血死させた事件がありました。この事件の動機は「HPの掲示板に悪口を書かれた」というものでした。私はこの事件をきいたときに、なぜ殺人を犯すまでに至ってしまったのかということを強く感じました。人を殺してはいけないという歯止めはかからなかったのでしょうか。またこの事件の原因にもなった小学生のインターネットの利用についても考えさせられました。現在では多くの小学校でパソコンが導入されており、各家庭にも普及しているなか、小学生がインターネットを利用するのはごく自然のなりゆきです。けれど、インターネットを通じてのコミュニケーションは相手の表情やしぐさがわからず、感情が一方通行になりがちです。子どもたちにはインターネットの長所、短所をしっかり理解して利用して欲しいと思います。このような時事問題についても学びたいです。 貴学で学んだことを生かして、教育について幅広い知識のある小学校の教師になりたいと考えています。 |