題名 | 自由題の志望書(理学部) 期限は明日です(ぉぃ |
名前 | Kanon |
時刻 | 2004-10-31 21:23:20 |
私の夢は理科の教師になることです。そのきっかけとなったのは私が中学生のとき、理科を受け持っていただいた先生の授業を受けたことです。
その先生は、どのような些細なことであっても生徒と同じ高さからものごとをよく考えてくださる先生でした。だからこそ、その先生の授業は、ただ分かりやすく覚えさせる授業ではなく分かりやすく‘理解させる’授業だったのだと、そしてそのおかげで中学校に入るまで授業を受けるのが苦痛だと思うほど嫌いだった理科が好きになったのだと今になっても思います。その結果として私の中学校での理科の授業はとても興味を持てる充実したものとなりました。 しかし最近では子供の間に理科離れが進んでいると聞きます。それを聞いて、私のように、良い先生に巡り会うことができればそんな事もないだろうにと残念な気持ちになります。それと同時に、そのような子供達に、私はただ言われたことを覚えるだけで面白味を見いだすことのできないような授業ではなく、理解してその上で面白さを感じることのできる授業をぜひとも受けて欲しいと考えています。そうすれば理科を嫌うこともきっとなくなるはずだと思っているからです。 ただ上辺だけの知識の理科を教えるのではなく、“なぜそのようになるのか?”と言う疑問に答えてあげることでそれを真の知識にしてもらいたい、そのためにも私は、理科の深い知識を得たいと思うのです。それによって、より多くのことを教えることが可能になるからです。 そこで私は○大学の理学部○学科を志望します。なぜならば、私が高校生になってから後、化学の中でも特に物質がどのように構成されていて、その物質の性質がどのようなものであるかを知ることに関して興味を持ち面白く感じているからです。入学後はただひたすらに学究の徒となり、勉学にうちこむことで高校の間では学びきれない、さらに発展した内容を学びたいと思っているからです。そして、ここでならば私の望んでいる、物質を構成する分子に関する最先端の研究ができると考えています。そして卒業後は大学で得た知識を最大限に生かして、教師として理科を教えることで子供の理科離れを和らげるために働く、それが私の夢です。 |