題名 | 志望理由書の添削お願います。 |
名前 | あや |
時刻 | 2004-10-17 17:26:43 |
私は高校に入って、授業で商業経済や簿記、国際経済について学びました。そこで世の中の仕組みや、お金の動きなどを学び、経済やそれにまつわる社会情勢について興味を持ち始めました。しかし一言に経済といっても漠然としていて、私は経済界に影響を及ぼすような事件や出来事など、表面的な現在起こっている動きを理解することしかできませんでした。
しかし3年生になって商業法規という授業を選択したことで、私は経済を今までとは別の視点で見られるようになり、経済と法律のかかわりにも興味を持つようになりました。すべての経済・経営活動の根底にはその国の法律があり、その活動はいつもその法律の枠の中で行われています。そのため、法律が少し変わるだけで経済が大きく変わることもあります。 たとえば、昔、私の住んでいる町の郊外に大型スーパーの出店が決まったとき、大規模小売店舗法で規制され、その企業は思うように経済活動ができませんでした。一方でその法律によって町の商店街や小さな商店などは保護されていました。しかし2000年に新しく大規模小売店舗法にかわって施行された大規模小売店舗立地法により、大型スーパーはすんなりと郊外に出店し、そのスーパーに客を取られた町の商店は次々に店をたたんでいくことになります。こういった都市の空洞化や、大型店舗の郊外進出、それに伴う小規模商店の経済的悪化などの、今全国で問題となっている事柄は、法律が1つかわるだけで簡単におきてしまうものなのです。 私は3年になってこの先何を学んでいくかと考えたとき、このように法律が経済に多大な影響をもたらすことを知り、世の中の基本的な仕組みである法律について学びたいと考えました。今の不況と呼ばれる世の中をどう乗り切るのか、そのために私たちは何をすればいいのか。それを私は大きな力をもつ法律という面から、考えていきたいと思っています。 そして私がこの大学を選択したのは、オープンキャンパスに参加して、この大学の自主性を重んじている点や、"スペシャリストよりゼネラリスト"という教育理念にひかれたからでした。ゼネラリストとはある得意分野を持ちながらも、多分野においての情報を持ち、大局で思考し実行できる人であると私は考えています。これから社会に出て様々な問題にぶつかったとき、スペシャリストでは知識の幅が狭く、問題解決の能力に欠けてしまいますが、ゼネラリストであれば、多岐においての知識や情報を駆使し、それをつなぎ合わせて思考できるので、問題解決の能力を持ち、そして新たなものを創造できるであろうと考えたのです。また、近年の情報化社会の波を受け、この大学では情報化教育を行っていることや、東京の総合大学という場で様々な人や物に触れ自分の視野を広げられる、というのもこの大学を選んだ大きな要因です。この大学に入学できた際は、卒業後法学部生に必要とされる法の基礎知識はもちろん、さらにゼミナールで経済法や労働法を主とした社会法を深く学んでいきたいと考えています。そして卒業後はこの大学で学んだことを生かせる企業に入りたいと思っています。 長くて申し訳ないのですが、是非厳しい意見お願い致します。 |