題名 | 注文!! |
名前 | 惣流・アスカ・ラングレー |
時刻 | 2004-08-24 10:44:23 |
中根先生、私ずっと前から思ってたんですけど、言葉の森ってただひたすら作文書くだけじゃないですか。しかも、どれも随筆に対する感想文ばかり・・・。過去問とかを見ても、受験の「作文」という科目の課題は随筆など殆ど無く、どちらかというと高校受験は小説、詩や名言について思うことを書かされる場合が多く、大学入試は円グラフ、表グラフから読み取れることを問うものばかりでした。ちなみに、もう少し意見を言わせてもらうと、作文教室の字数制限(「○○字以上」と指定すること)は生徒が年を増す毎にどんどん増えていく仕組みでしたよね。先日従妹の家で大学受験の過去問を見ました。国語はもちろん全部記述。そればかりでなく日本地理、世界地理、公民、政治・経済、倫理などの社会科も皆記述式で答えを求められます。しかし、国語でも社会科でも解答欄は(これといった指定がなければ)二行程度でした。つまり、本番では瞬時に端的な要点だけをまとめる力が必要とされているのです。また、これは高校入試にも大学入試にも共通することですが、作文課題で「○○字以上で書きなさい」と指定される問題はありませんでした。どれも「○○字以内で書きなさい」と言われます。だから言葉の森も「○○字以上」と指定するのではなく「○○字以内」という課題にすべきだと思います。沢山書くだけなら誰でも簡単にできます。例えば「助けてー」という言葉を「助けてーーーーーーーーーーーーー」と伸ばしたりして字数を稼ぐ人もたくさんいるでしょう。要点だけをまとめ、なるべく短く、なるべく正確に書くという事の方が入試の実戦に役立つし、それに「沢山書く」ということよりも「まとめる」という事の方が難しいと思います。
最近「この作文にこんな字数使うかなあ?」という作文が目立ちます。(例えば先ほどの「助けてー」というセリフを「助けてーーーーーーーーーーーーーーーーー」と伸ばしたりなど。)無意味に長くするのは誰にでも出来ること。プロの書く文には余分なところが一つもなく、しかし沢山書きます。それに対して内容がどんなに悪くても字数を多くするのは簡単です。そこで先生、「内容に見合った字数」というのを作文評価のうちに入れるべきです!!! |