題名 | 長文速読のページができました 67 |
名前 | 森川林 |
時刻 | 2005-05-13 11:43:40 |
連休の後半を使って、長文速読のページを作りました。
PHPからフラッシュを呼び出すために、オープンソースのmingとjamingを使っています。しかし、mingは開発が今止まっているようで、ming-0.2で使えるflash5の機能はまだそれほど高くありません。高機能のming-0.3が使えるようになると、動きのある面白いページができると思います。 速読のページは2種類あります。 (1)長文速読の磯 http://www.mori7.com/iso/ (言葉の森の表紙のヤギの絵の右の方です) 急いで読むので「磯」という名前にしました。(笑) 600字、1200字、2400字、5000字の4種類のスピードを選択できます。スタートボタンを押すと、選択したスピードで文字が消えていきます。 読むスピードは、一般に学年の100倍ぐらいと言われているので、小学4年生が400字、5年生が500字、6年生が600字程度です。6年生以上も600字程度です。1冊の本の1ページが約600字ですから、1ページを1分で読むのが普通の読書スピードです。 速読力と学力は比例しているという調査結果があるように、ある程度の速さで文章が読めるということは勉強の土台になります。しかし、普通に早く読む方法では、1200字から2400字あたりが限界です。それ以上のレベルになると、右脳の力を使って読むようになります。つまり、1文字ずつ逐次的に読むのではなく、ページ全体を絵のように一目で頭に入れるという読み方です。 長文音読の自習は、退屈でなかなか続けられないという人もいると思います。この速読の磯のページで、毎日、何種類かのスピードで長文を読む練習をするという使い方をしていってください。 (2)長文の問題貝(もんだいがい) http://www.mori7.com/kai/ (速読の磯のもう少し右のほうです) このページの長文の問題は、ランダムに作成しています。ときどき変な問題を作成してしまうので、問題貝(もんだいがい)という名前にしました。(笑) このページで「用意」ボタンを押すときに、Newを選択すると、新しい問題が作成されます。Oldを選択すると既に作成されている問題が表示されます。Newで問題を作成すると、作成の時間が30秒ほどかかるので、通常はOldのまま「用意」ボタンを押してください。 「用意」のあと、「スタート」ボタンを押すと、長文の1ページ目が表示されます。読み終えた時点で「ストップ」ボタンを押すと、読んだスピードが分速で表示されます。次に「問題」ボタンを押すと、ランダムに作成された問題が表示されます。「答え」ボタンを押すと、その答えが表示されます。このように、その長文の終わりまで読んでいくと、最後に、記録の画面が出ます。この記録画面で、問題の正解数と学年と生徒コードを入力して「記録」ボタンを押してください。記録がデータベースに保存され、速読の進歩の度合いがグラフとして表示されるようになっています。 速読の波、問題貝のページは、ホームページの表紙からも行けますが、課題の岩や検索の坂からも行けます。 毎日の勉強の予定の中に、長文速読を取り入れていってください。 |